セルライトとは

セルライトとは、皮下脂肪が固く塊になったものを指します。おもにお腹やお尻、太ももなどに多く見られ、皮膚表面に凸凹をつくります。

セルライトという名前はそもそも医学用語ではなく、美容・健康にまつわる造語です。フランス語で「細胞」を意味する「cellule」と、石や金属などの「鉱物」に付けられる「〜ite」が合わせられたものです。

つまりセルライトという名称が「脂肪細胞がまるで岩石のように固い塊になったもの」とそのまま表現しているわけです。セルライトは、ぽっちゃりさんだけでなく、痩せている人にも見られます。なめらかに見える部分でも、つまんで少し皮膚をずらすように引っ張ってみると、隠れた凸凹があらわれることがあります。

セルライトの悩み

最も一般的な悩みは見た目でしょう。
皮膚に凸凹が生じて、なめらかさが失われます。
しかしそれだけではありません。

セルライトがある部分は、ほかの部分に比べて感触が明らかに固く、少し押したり揉んだりするだけで、強い痛みを感じることが特徴です。
その部分の皮膚を直に触ってみると、ほかの部分に比べて少し冷えているのも感じられると思います。血流が滞り、代謝も悪くなっているため冷えるのです。

状態が進行すると、少し触っただけで痛みを感じるようになります。。
冷えが進み代謝も下がるので、さらに痩せにくい身体になってしまいます。

見た目にも、皮膚の凸凹がより深くはっきりとしたものになり、範囲も広がります。
皮膚をつまんで引っ張ったときに初めて凸凹が見える状態はまだセルライトが小さいといえます。
進行すると、何もしなくても大きな凸凹が皮膚表面に常時あらわれるようになります。

セルライトができる原因

セルライトに悩む方のなかには、冷え性や体調不良を感じている方が多いといいます。

もちろん、セルライト自体が健康に害を及ぼしているわけではありません。
セルライトができる原因にこそ、健康上の問題があるためなのです。

まず、身体が冷えたり、適切な栄養を摂らなかったり、適度な運動をしなかったりすると、血行が悪くなり、身体中の循環が滞って、代謝機能が低下してしまいます。
すると「老廃物」や「水分」が排出されずに体内に溜まります。
これがわかりやすく表れるのは「むくみ」です。

むくみをそのままにしておくと、溜まった老廃物や水分が「脂肪細胞」と付着します。
こうして脂肪細胞が固く変形したものがセルライトと呼ばれます。
これがどんどん大きくなると、皮膚を引っ張りながら凸凹をあらわします。

血液やリンパ液の循環がスムーズで、代謝も活発であれば、冷え性やそれに関連する体調不良、むくみなどになりにくくなります。
ひいてはセルライトもできにくくなるといえます。

予防法や解消法について、次の章で詳しくご説明します。